・恋愛ゲームが実際の恋愛に役に立つなんて思えないんだけど?
・現実とゲームは違うよ?
・ゲームの体験を実際の恋愛に活かせるの?
こんなオタク男子の疑問を解消します!
・恋愛シミュレーションゲームが実践訓練になるかといえばならないが、学べることはある
・ゲームと現実同様。ある程度のスペックがないと女性から選ばれない
・ゲームは選択肢を間違えても最後まで攻略できるが、現実は自分でどうするかを決めなければいけない。しかし、自分で決められる男はモテる
恋愛シミュレーションゲームというジャンルがあります。
古くはときめきメモリアル、同級生あたりからあるこのゲームジャンルですが、2020年になった今では一般的なものではないでしょうか。
恋愛シミュレーションと名前がついていなくても、どのヒロインを選択するか決めるようなRPGも沢山ありますし、ヒロインと結婚して子供を成していくゲームもあります。
しかし、このゲームにおける恋愛要素としいうのは実際の恋愛に役立つものなのでしょうか?
今回はオタクの恋活、オタクの婚活においてゲームにおける恋愛と実際の恋愛との違いや、ゲームでの体験でも役立つ要素を見ていきます。
①そもそも恋愛シミュレーションというのは本当にシミュレーションになるのか?
シミュレーションとは「模擬実験」や「模擬訓練」という意味合いがあります。
しかし恋愛シミュレーションが実践訓練になるかといえば、答えは当然Noでしょう。
まず、男性向けゲームのキャラクターは当然ユーザーによって心地の良いキャラクターになっています。
ゲームやアニメのようなキャラクターは現実世界の女性にはいませんよね。
そして、ゲームという特性上「恋愛シミュレーション」といってはいても
プレイヤーがやることは「主人公のパラメータを挙げること」「女性の特性をみて選択肢を選ぶこと」だいたいこの2つに絞られます。
こんな単純作業で現実の女性の心が動くわけがありません。
しかし、この2つは実際のオタク婚活、オタク恋活においても重要な要素を含んでいます。
この2つを現実に置き換えていくと、あながちゲームの体験も馬鹿にしたものではなくなります。
恋愛シミュレーションゲームが重要な要素を含んでるなんて信じられないんだけど。ゲームとリアルじゃ、全然違うじゃん。
まあまあ、そう言わずに。そう思うのも仕方がないかもしれないけど、ちゃんと説明していくから
②パラメータを挙げてヒロインを結ばれる「ときメモ」型恋愛ゲームから学べる事
ときめきメモリアルというゲームをプレイしたことはあるでしょうか?
主人公は最初平凡な能力を持った学生。
文系学習・理系学習・芸術学習・おしゃれ・遊び等の数値を挙げていくことで、勉強好きな文系のヒロインと結ばれたりおしゃれ好きのヒロインと結ばれたりするゲームです。
ゲームは1年間、52週、52回の自身の能力を挙げる行動を選ぶことと、土日のデートを誰と行うかで進行していきます。
特に幼馴染の藤崎詩織を攻略するためには全ての値を限られた日数でMAX近くまで上げる必要があり、ゲームをやりこんでいても結ばれることが難しいヒロインです。
ヒロインと結ばれる、という目的とエンディングが用意されていますが、要は期間内に効率よくパラメータを挙げていくゲームです。
卒業時期までに上手くパラメータが上がっていなかったり、デートでの親密度が上がっていないと誰とも結ばれないエンディングとなります。
しかし、「一定パラメータを満たさない男は彼女をゲット出来ない」というのは現実世界にも通じる理屈です。特に恋活・婚活においては非常に重要な事柄になります。
通常の恋愛や結婚と違い、恋活や婚活は「相手のスペックを見てから交際を決める」手順となるからです。
女性の条件に合致しないスペックを持っている男性が選ばれることはありません。
相手を好きになったから恋人になりたい、結婚したいと思う通常のルートとは異なるものなのです。
相手の数字的なスペックを見て相手を決めるなんて失礼だ!と思う方もいるかもしれませんが、それは大分ピュアな感性だと思ってください。
社会人以降の恋愛においては一定以下のスペックの男性は恋人としての選択肢に入りすらしないのです。
人柄を見られるのは女性の眼鏡にかなうスペックを満たしていれば、です。
これはあなたが選ばれる側にあるからの理論とも言えます。
もしあなたが選ぶ側であった場合、なるべく高スペックかつ、年齢が若く、可愛い子と付き合いたいと思うでしょう?
確かに選ぶなら高スペック、可愛い、年齢若い方が良いとか思ってるもんね
でしょう?だから、女性から選ばれるには努力しないといけない。自分のスペックを上げる努力をしなければ、自分よりもスペックが良い人にいってしまうからね
オタク男子の恋活と婚活は圧倒的に男性あまりで女性優位で進むことが多いです。
もしモテるようなオタク男性が居る場合は速攻で彼女が出来ているか、そもそも婚活の場に現れないからです。
③選択肢を選んで特定エンディングを目指す「ノベル」型恋愛ゲームから学べる事
サウンドノベル、ビジュアルノベルといわれるゲームジャンルをご存じでしょうか?
古くは「弟切草」「かまいたちの夜」や「To Heart」「Fate」などを発祥とするジャンルです。
こういったジャンルは文章を読み進めていく中で出てくる「選択肢」によってエンディングや結ばれるヒロインが変わってきます。
ゲームのシステムとしてみれば、全ての選択肢を総当たりで選んでいけば理論上全てのエンディングを見ることが出来ます。
ただし、プレイヤーは理想のエンディングを見るためにその時の状況や文章から伝わるキャラクターの心情を考えて選択肢を選びに苦心することとなります。
こういったゲームから学べることはなんでしょうか?
ゲームでは選択肢を選ぶ直前でセーブし、時間を巻き戻すことが出来るため総当たりで選択肢を選んでいればエンディングにたどり着けます。
しかし、実際の人生において選択を選びなおすなんてことは出来ません。
人生は選択の連続で出来ていて、ある選択が正解だったかどうかも時間がたってみなければ分かりません。
ゲームだったら何回失敗してもいつかは攻略できるけど、実際は違うもんなー
そうだよ。実際の恋愛は自分で考えないといけないんだ
こういったゲームに慣れてしまったことによって、実際の生活で「自分が選択する」ということが極端に苦手になってしまった人も多いでしょう。
逆に言えば「自分に選択できないことを選んでくれる人」は現代において非常に評価されるということです。
例えば仕事においても案件の重要度を決めることが出来る人ほど役職は上になっていきます。
平社員は手を動かすことで賃金を得ていますが、経営者は方針を決め、責任を負うことで賃金を得ています。
攻略本に頼らず、自分で考えて選択肢を選ぶことはゲームのみならず現実世界の恋愛においても非常に重要なことなのです。
④ゲームはゲーム。それを楽しみつつ、リアルの恋愛での実践値を上げていこう。
如何でしたでしょうか。
僕自身も恋愛ゲームは大好きで、とある恋愛ゲームのおかげで漫画家になったぐらいには影響を受けています。
オタクにとって恋愛ゲームというのは質の高い娯楽なのです。
ゲームとリアル恋愛は別物と思われがちですが、オタクにとって自分の原点は何かを考えましょう。
間違いなく自分の人生に彩りを与えてくれたヒロインには感謝しつつ、リアルの恋人をどう作るか考えていかなければなりません。
ゲームやアニメは心地良いものですが、それに青春を奪われすぎてもリアルの恋愛をする時間が取れなくなります。
趣味とリアルのバランスを考え、現実世界でも理想の彼女を作るべく行動していきましょう!
恋愛ゲームも学べることがあるっていうのが分かったよ!
分かってもらえて嬉しいよ。恋愛ゲームで学んだことを実際の恋愛に活用してみよう!