2021年はオタク男性が結婚しづらい時代

こんなオタク男子の疑問を解消します！

現在の結婚システムはオタクに不利

2021年の現在、結婚は強要されるものではなくなり、働きたい、1人でいたい、自立したいと思っている女性にとっては非常に生きやすい時代になりました。

しかし、このシステムはとある属性の人達にとっては非常に不利なものになってしまいました。

その人達とはどういう人達でしょう？

こういった性格は人間的には素晴らしいことですが、現代の恋愛システムには残念ながら適合しない性格と言えます。

それは何故なのでしょうか？

恋愛強者の割合は昔から変わらない

オタクというのは基本的に気弱で奥手の人たちがなるものです。

自己主張の激しいオタクもいないことはないですが、人付き合いが苦手だったり生きづらさを感じている。救済としてアニメを見たり、ゲームをしたりする人が多いからです。

自分の心の中を表すことができない…。自分の考えを強要しないということは、恋愛において自分から積極的に押していける性格ではないということです。

昔はお見合いや仲人、お節介おばちゃんといった人達の紹介がこういった奥手な男性と女性をくっつける役目として機能していました。
人に人を紹介する場合、乱暴でやんちゃだけど、いいところもある男性よりは「性格が良くて器量よし。真面目で仕事熱心、おっとりな性格」という方が紹介しやすいですよね？

しかし、個人主義の蔓延やコンプライアンス至上主義の台頭などで人にお節介を焼く、ということ自体ネガティブな世の中となってしまいました。

その結果、今はお見合いで結婚する人はどんどん減ってきています。

現代のお見合い結婚の割合は6パーセント程度と言われています。

ほんの数十年前、皆さんの両親か祖父母の時代であればお見合いは結婚50～60％。
すごい減り方ですよね。

要するにこれは恋愛強者の割合ですが、皆婚時代から全然変わっていないのです。

これだけ恋だ愛だと叫ばれている現代はもっと恋愛結婚率が高いのかと考えがちですが…、自分から恋愛できる恋愛強者の割合は昔から変わっていない。

だからこそ、お見合いのない今の時代は自分から前に出られない、真面目で人の良いオタクのような人種は結婚しづらい時期なのです。

コロナ禍によって結婚したいと思う人は増えるが自分に自信のない男性も増える

現在はコロナ禍により、未来を見通せない辛い時代に突入しています。

10年前に起きた東日本大震災の際も結婚願望が強い時期と言われていました。
未曾有の事態に襲われ、明日も知れぬ状況になったとき、人は家族の温もりを欲しがるということでしょう。

しかし、現在のコロナ禍はその性質上さまざまな業種が成り立たなくなってしまっています。
現在儲かるという業種は本当にごく一部で、日本全体の不景気っぷりは東日本大震災のときの比ではありません。

当然収入が落ちている男性も沢山いるでしょう。

今まで見たきたような弱気で優しいオタクは責任感も強く、「一定の収入や地位がないと結婚出来ない」と考える人が多いです。
ただでさえオタクは自己肯定感が低い人が多いなか、さらに自信を失っていく人が増えていくと考えられます。

今、自分が出来ることを考える。

しかし、だからこそこの逆境を強く生きていく必要があります。

どんなに女性の地位があがり、給与が増えても最終的には男性にしっかりしてもらいたい、と思うのが女性です。

このつらい状況下で「ぜんぜん大丈夫だよ！」と言える強さがあるかどうかは婚活にも影響します。

もちろん、大丈夫と言えるだけの経験、資産、未来への展望がなくてはなりません。

コロナ禍によるオンライン環境での就業が進むにつれ、仮にコロナが収まったとしても過去とは世界が一変するとも言われます。

時代に合わせて自分をアップデートさせていけるかが今後の婚活において重要な要素になるでしょう。