・新婚家庭に60万円も貰えるの??
・少子化対策って言うけどどんな内容なの?
・お金を貰えるのは嬉しいけど…もっと根本的な問題があるんじゃない?
こんなオタク男子の疑問を解消します!
・新婚世帯には生活費用60万円上限の補助金が出るが条件あり
・補助金の条件は受け取れる年齢が34歳~39歳。世帯収入が540万以下の人
・結婚したくても出来ない人が多い。結婚費用ではなく結婚前の費用を補助が欲しい
☑ 本記事の信頼性(記事を書いた人)
【新婚家庭には生活補助金が60万円出る!】
先日、内閣府が少子化対策の一環として、新婚世帯の家賃や敷金・礼金、引っ越し代など新生活にかかる費用について、来年度から60万円を上限に補助する方針を固めた、との報道がありました。
今回は【新婚生活60万円補助で少子化対策は進むのか?】を解説します!
【そもそもこの制度の詳細は?】
さて今回の発表。
受け取れる年齢も34歳から39歳に緩和、世帯収入480万が受けとれたけど540万以下の人が受けとれるよう条件を引き上げとなっているようです。
僕も既婚者ですが、全然この制度知らなかったです…。
それもそのはず、そもそもこちらの補助金、全市区町村の15%程度にとどまっていて都会に住んでいる方にはまったく関係のない話なんだそう。
それは知らないはずですわ…。
この数値じゃ知ってる人ってほとんどいないようなもんじゃない?
僕も知らなかったしね。もっと宣伝しないと分からないよ
【この制度に対するネットの反応】
さて、この発表に置けるネット民の反応を見てみましょう。
こんな感じです。
・相手がいないから結婚できないやつばっかりなのになw
・そうじゃねぇんだよな~低賃金が問題なんだよ!
・いやいや、子供産んだら補助金出せよ。小梨夫婦どんだけいると思ってんのよ
・はぁ?????婚活にも補助金出せ
・新しい闇バイトw偽装結婚w
対策がズレてる、問題はそこじゃない、犯罪に使われる、などの反応が多いですね。
また、報道時点で「60万」という数字が一人歩きしてしまい、上で説明したようにそもそも受け取れる条件がかなりシビア、という話はまったく知られていないようでした。
【オタクの恋活・婚活の視点からみた補助金の有用性】
このサイトは「男性オタクのための恋活・婚活サイト」ですので、オタクにとってこの補助金が有用なものなのかを見ていきます。
まず、先ほどのネットの声でもあったように僕が問題点と感じているのは「そもそも結婚出来るオタクが少ない」という点。
原因はさまざまであり、このサイトでもまずは結婚に向けて前向きになるためには?というテーマを何個も記事にしています。
ちょっと例をあげてみると
・オタクはコミュニティー力が弱い人が多く、恋愛に対して奥手
・2次元コンテンツが心地よすぎて、恋愛や結婚を必要としていない
・結婚に対してネガティブな情報が溢れすぎていて前向きに考えられない
・そもそも一人で生活するほうが自分に合っている
など。
しかし、そんな中でも「まったく結婚を必要としていない」人と「結婚したいけど結婚できない」人がいると思います。
こちらのサイトでは後者のオタクを支援するサイトになっています。
話がズレましたが、結婚してから結婚費用として補助金をもらえる、では遅いのです。
その前段階、結婚するための活動資金にこそ補助が欲しいんです。
少子化の問題点は結婚以前の問題。
そもそも結婚出来ている人は「ある程度の収入を担保出来ている」と僕は考えています。
ある程度の収入もあるから結婚に踏み切れるし、自己肯定感も高い。
自己肯定感も高いから女性に対して負い目もないし、ある程度の恋愛もしてきている。
恋愛経験と挫折が自身の成長を促し、人間的な魅力も持っている。
正しいプラス方向のループに入っている人が結婚出来ていると思ってます。もちろん、体の関係が先にあって若くして結婚してしまい結婚生活資金にも困る貧困層もいるでしょう。
しかしその場合はまず授かっていることが先にあるので少子化とはまた別問題なわけです。
逆にそういったマイルドヤンキー層は積極的に子供を作ってくれる層です。
こういった層に対して今回の補助金はありがたいでしょうが、少子化対策か?と言われたら違う気がします。
結婚したくても結婚出来ないオタクこそ救ってほしい!
この補助金も良いことだけど、そもそも結婚しないと意味がないからね。結婚する前段階の人を助けることをしてほしいものだよ
子供を作る作らない以前に、結婚に対して明るいイメージを持たない限りオタクさんは結婚もしてくれませんし、そもそも恋人を作るというところからがオタクが子供を作らない問題点だと認識しています。
そういうわけで、もっと「結婚したいけど出来ない」層に対策して欲しいところです。
とはいえ、結婚という法律上成立した事実があることと違い、「僕は今婚活中で苦戦している」というのは自己申告でしかわかりません。
独身証明は取れるでしょうが、モテモテで女性に困っていない男性でも補助金がとれては意味がない。
そういう意味でまだまだこの問題に公費を投入してもらうというのは難しいのかな、と感じています。
【まとめ】
まとめです!
今回は【新婚生活60万円補助で少子化対策は進むのか?】を解説しました。
・新婚生活までたどり付いている層はある程度お金持ってる層
・マイルドヤンキー層は貧困に喘いでいるけど子供は作る
・補助金で少子化対策するなら結婚前の人の対策をして欲しい
今回の補助金では少子化対策…特にオタク夫婦に対して少子化対策になるかは難しいといったところですね。
国にはお役所仕事ではなく、方針とお金がガッチリはまった政策をして欲しいものです。
少子化対策って言っても単純に補助金を出します!だけじゃ解決しないよね
結婚したくても出来ない層も見てほしいね